カラーマーカーでイラストを描こう
ネオピコ2は発色が良く、伸びもいいのでグラデーションやぼかしがやりやすく、
キレイに塗れます。
400番のソルベントを使って、白から色へのグラデーションもキレイに表現!
基本は「塗った色が乾燥する前に色を重ねてグラデーションに」。
使う紙にもよりますが、乾燥までにある程度の時間はあるので、焦らなくても大丈夫です。

◆完成イラスト
カラーイラスト完成

このイラストに使ったもの▼
・デリーター原稿用紙ケントメモリ付/AK/135kg/A4(下書き用)
・デリーター原稿用紙ケント無地/BK/135kg/A4(ペン入れ用)
・シャーペン、消しゴム
・ネオピコライン3ブラック0.03(ペン入れ)
・ネオピコ2
 

製作過程


1.下書き

今回は原稿用紙に描きましたが、下書きなので、用紙は描きやすいものでいいと思います。

イラスト下書き
2.ペン入れ

トレース台を使って、トレースします。
用紙はデリーター原稿用紙ケント無地/BK/135kg/A4を使用しました。
ペン入れをする際には、ネオピコ2で塗っても主線がにじまないものを使います。
今回はネオピコライン3ブラック0.03を使いました。
表紙用にする場合には、カラー専用の原稿用紙を使いましょう。

イラスト下書き本番
↓カラーイラストは修正すると目立ってしまう為、
 修正しなくてもいいように丁寧にペン入れをしていきます。

ペン入れ
 
3.線画をコピー

大体の色とイメージを掴む為に試し塗りをします。使った色も記入していくと
あとでわかりやすいのでオススメです。
ここでは塗った感触なども確かめましょう。
グラデーションの作り方なども、試しておくと失敗しません。
色選定
 

4.薄い色から塗ります

多少のはみ出しは、あとで濃い色を上から塗ってしまえば隠せます。
今回は背景から塗っていますが、人物から塗る場合もあります。
どちらからでも、やりやすい方から塗っていきまましょう。
塗る際には、下にあて紙を当てておかないと、
インクが下に抜けてテーブルを汚してしまうことも。注意!

背景使用色▼
背景ベース:413.581
グレーベース:572.574
窓柵:583.532
空:400.451.452

色塗り開始
↓グラデーションも積極的に作って、ぼかします。

色塗り注意ポイント

5.背景色が決まったら、人物を塗ります

まずは肌から。
光の当たり具合などで明るく白く残したい部分には色は乗せません。
白く残して、影部分に色を入れていきます。
薄い色→濃い色→薄い色を重ねてグラデーションを作ります。

肌使用色▼
413.532.533.581
目使用色▼
572.575.581.573.583

肌色塗り開始
 

6.髪や服も塗っていきます

全体のバランスを見ながら、試し塗りで塗った色とは多少変更になっている所もあります。
塗り方の基本は全て、薄い色→濃い色→薄い色でグラデーションを作りながら
ムラなく塗ることです。
何度も重ね塗りをします
(ムラをわざと残して、味のあるイラストを狙って作るのもひとつの方法です)。

背景が寂しかったので、桜も付け加えます。

使用色▼
服:413.572.533
女の子髪:402.413.551.553.517
男の子髪:572.573.574
本:572.573
女の子服:413.572.533
男の子服:553.552.533
桜:507.550.572

全体の色
 

7.最後に、目や髪などにホワイトを飛ばします

これは漫画などに使うホワイトを、筆につけて使います。
ホワイトを入れることで、生き生きとした表情を作ります。
カラーイラスト完成
 

これで、完成です。
カラーインクとはまた違った、お手軽でキレイなイラストを表現するのに、
ネオピコ2は使いやすいアルコールマーカーだと思います。

◆ネオピコ2商品ページ

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